月曜日の朝、いつものように洗濯を干してから1杯のアイスコーヒーを飲んでた。
携帯電話のランプが光ってる。
誰か電話くれてたんや!ってゆっくりした気持ちで、とりあえずコーヒーを飲んだ。
自分の部屋に戻り、メイク・・・ローション、ミルク、ベース・・・
(あっ!そや! 電話かかってたんや!)
誰からかなあ~
お兄ちゃんの奥さんや!
「もしもし、洗濯してて気が付かなかった! ごめん。 なに?」
母の体調不良を知らせてくれた。
背中が痛くて胸が苦しいから、背中を2、3こ叩いてと言う。
いつもとなんか、ちょっと違うと言う。
滅多に弱音を吐かない母だから義姉が心配してくれた。
義姉の頭にも私の頭にも「心筋梗塞」の4文字が浮かんでた。
化粧の途中で家を飛び出し実家に走った。
実家に着くと鍵が掛かってる。窓から中を覗くと散らかったまま
今の今まで誰かがいた様子が伺える。
少し途方にくれる私は押さえても心臓が飛びだしそうなのが分かった。
そんな気も知らず、呑気な母の声。後ろから・・・
「来てくれたん?」
「どこ行ってたん?」
「先生とこやで!もう大丈夫や、薬もろうて来たしな」
飛びだしそうになった心臓を私はまた元に戻して
とりあえず半泣きの顔で笑った。
少し前に父の墓を建てたばかりなので母も入ろうとしてるのか
父が呼んでるのか、目には見えない力と言うか流れと言うか・・・怖いと思った。
心配してすっ飛んで来たのに、嬉しそうに「お昼、食べて帰るやろう?」と・・・
台所でお米を出す音が聞こえる 「ザーッ」
なんか私は力が抜けてしまって、ただそれを見てるだけだった。
テーブルの上に今、もらってきたばかりのニトロがそのまま。
この薬を飲んでも同じときは救急車を呼びなさいと。
「もう~私がするから、座ってじっとしてて!」
そう言って台所で並んだ
(お母ちゃん、こんなに小さかったかなあ~)
「今日は夜までいてるから、何食べたい?」・・・母の嬉しそうな顔
親孝行、したい時に親はナシ、って言うからね。
返信削除直ちゃんもせいぜいお母さんを大切にしてあげて下さい。
ウチの親父も最近、左手が麻痺してるって言うからお医者さんに行ったら血管が詰まってるって。
薬をもらって今は元気だけどお医者ももう83だからねえ。
直ちゃんに比べたら全然親孝行してないなぁ。